10月7日の夜から8日の朝にかけて、パリでは
Nuit Blanche (白夜)というイベントが行われた。これは、2002年からヨーロッパの主要都市で行われているイベントで、夜中じゅう街を楽しもうという企画で、様々な建造物がいつもとは違うライトアップがされたり、美術館などではイベントが
夜通し行われたりする。
パリでは、ずっと恒例になっているのが、この
「青いコンコルド広場」。
まわりに立ち並ぶ彫像はもちろんのことながら、中央に建つ
エジプトから贈られたルクソール神殿のオベリスクもこの日だけは青く照らされ、なんとも幻想的な世界。
ボワワワ~ッ。
今年のテーマは
「コンテンポラリーアート」で、街のあちこちにアーティストたちの作品が。
白いボールとはしごがごっちゃ混ぜ。
なんと呼べばいいのでしょうか.....。
札幌の雪祭りもびっくり!シャンゼリゼ大通りに、氷のヒツジの大群が!みんな撫でくりかえしたり、上に乗ったりで、ドロドロ....。
作品のクオリティーは別として(?!)、一番アテンションゲッティングな作品だった。
この日は、夜中の3時になっても街は大賑わい。
お酒をビンから飲んで大騒ぎしている若者達がいたり、
夜のお散歩をゆっくり楽しむ老夫婦がいたり。
こうしてフランスには街を常に活性化させるための企画が盛りだくさん。
フランス人って、本当に
Fete(お祭り)が好きなんだねー。
パリもだんだん気温が下がってきて、この夜も厚手のコートなしでは歩けないほどの寒さ。
ほら、グラン・パレの女神もすっかり青白くなっちゃって......。
はい、ちょっと、寒いギャグでした。
今日もパリはくもり空。
ああぁぁ、ギリシャの青い空が恋しい.....。