フランスの代表的なお菓子といえば、なんといっても
マカロン。このマカロンは、もともと16世紀にカトリーヌ・ド・メディシスがアンリ2世のもとへ嫁ぐ際にイタリアから持ってきたお菓子で、粉砂糖・
アーモンド・ココナッツ・くるみなどの粉末をメレンゲで軽く膨らませて焼いて、間にクリームなどを
はさんだもの。
そのマカロンをパリで食べるなら、絶対にLADUREEへ!と、
ほとんど100発100中の確率でフランス人からすすめられていた。
このLADUREEとは1862年からある老舗のサロン・ド・テで、ここの「マカロン」は名物となっているらしい。フランス人が
LADUREEのマカロンの話をする時の幸せそうな顔と言ったら...。
そんなに夢中になるくらいのマカロンってどんな味なんだろう。
このLADUREEのサロン・ド・テはパリにもいくつかあるけど、
これだけ有名なので週末なんかに行ったら大抵は外まで行列ができている。
何度かJ-kunと行こうと試みたけど、その行列を見て何度も諦めてしまった。
と、そんな時に、今日Printempsへ買い物へ行ったら、なんとLADUREEのコーナーがあるではないか!!!知りませんでした。というわけで、早速購入して本日の夕食後のデザートに。
ムフフフッ。
こんなシャレた箱に8つ好きなフレーバーを選んで、約10ユーロ(約1600円)。
色もカラフルで、見た目もとってもかわいらしい。
まずはJ-kunとしっかり拝んで(?!)、どれから食べる~?としばし相談。
そして、皆が絶賛する
「キャラメルフレーバー」から試すことに。
「サクッ=>フワッ=>しっとり」
まさにこの食感。
他にもマカロンは試したことがあるけど、このLADUREEのマカロンは外側の生地部分に不思議な
コーティングがあってさっくり感がもっとあるのと、何よりも中のフィリングが凝っている。
毎シーズン、新しいフレーバーを追加されていくとかで、その種類の多さと言ったら
それはかなりのもの。
美味しすぎるぅぅぅ~!二人でしっかり味わいながら3つのフレーバーを
コーヒーとともに楽しみ、「今日はここまで」と箱を閉じたのでした。
これこそ
至福のときだ~。
この感動は伝え切れません。
やはり実際に食べていただかないと。
「それじゃ、お土産に買ってきて。」と言われそうだけど、
このマカロンは崩れやすいので日本には持ち帰れません。
なので、パリに来て食べて下さい。アハハハ。
詳しくは、ホームページをご覧下さい。
キレイなマカロンの写真もいっぱい載ってますよ。
http://www.laduree.fr
ここまで書いて、一瞬頭の中に次の疑問が思い浮かんだ。
このLADUREEは日本に出店していないのか?
パリにきてつくづく思うのが
東京にはなんでもあるということ。いいお店をみつけると、それがたとえサロン・ド・テだろうが、ショコラティエだろうが、洋服ブランドだろうが、大抵は東京に出店、あるいは主要デパートで取り扱われている。海外のものはなんでも手に入るというのはいいことなんだろうけど、やはりその国で買うという特別感がなくなってしまう。ネットを見るとどうやらこのLADUREEは、ロンドンとジュネーヴにはお店があってもアジアにはなさそう....、と安心したのも束の間で、どうやら
今年の11月16日~12月25日の間、クリスマス限定イベントで、世界初「LADUREE」と「Anna Sui」のコラボレーションスイーツが伊勢丹新宿店で取り扱われるらしい。伊勢丹め~、やりやがったな~!!でも、日本の皆様にはいいニュース?
残念ながらマカロンは日持ちの関係で取り扱われてなさそう(不確かな情報です)。
いずれにせよ、機会があればぜひ伊勢丹新宿店に行ってみてください。
もしマカロンがなかったら...その時はやはりパリに食べに来てください(笑)。
いつかきっと、伊勢丹の目には届いていない掘り出し物を見つけてみせるー!!!
(かなり難題だろうけどね)