フランスは5月17日(木)が祝日だったので、前にお話したようにフランス人がよくやる
" Faire le pont " 橋をかける(休日に挟まれた日をお休みにすること)をして連休にし、世界遺産の大聖堂があるシャルトル、ジャンヌダルクのゆかりの地オルレアンを経由して
ロワールの古城巡りの旅へ行って参りましたー♪今回も盛りだくさん!!!
というわけで今回の旅行のご報告は、以下の通り分けてご報告をすることにしましょう。
1.圧巻!シャルトル・ノートルダム大聖堂
2.ジャンヌダルクな街、オルレアンへ
3.ロワール古城巡り:<1> まずは2大Chateau
4.ロワール古城巡り:<2> Chateau de Cheverny
5.ロワール古城巡り:<3> Leonard da Vinciに会いに
6.ロワール古城巡り:<4> ロワールワイン 編
7.ロワール古城巡り:<5> ロワールのホテル 編
8.チョロQ、900kmの旅
今週もJ-kunの叔父さん夫婦がアメリカからやってくるのでバタバタしますが(また、我が家はB&Bになります!)出来るだけピッチは遅らさずにアップデートしますので、ご興味があればちょこちょこ見に来てくださいね。では、はじまり、はじまり~♪
パリから西へ約90km、車で1時間もかからないところにある小さな町
Chartres シャルトル。
電車でもパリ・モンパルナス駅からレンヌ行きに乗って1時間弱。
その町のど真ん中にそびえ建つのが、ユネスコの世界文化遺産に登録されているこの
Cathedrale Notre Dame de Chartres シャルトル、ノートルダム大聖堂。
大聖堂の内外に聖書にまつった彫刻が施されており、
「石の聖書」とも呼ばれている。
もともとは4世紀に建てられた教会と言われているが、11世紀に火事でほとんどが破壊し、
今ある大聖堂の大部分は12世紀から13世紀にかけて建てられてものである。
一番の見どころは、150以上の窓を装飾する、まるで絵画のように細かな
ステンドグラス。
聖書の物語、そして13世紀の人びとの生活の様子が描かれている。
この細かさを見て!
第一次世界大戦、第二次世界大戦時には、安全のために一枚一枚のガラス片がはずされて保管されていたらしい。こんなに素晴らしいステンドグラスが戦争で破壊されなくてよかったよね。
もう1つ見たいのは、大聖堂の中央床に描かれた
Labyrinth ラビリンス。
バラ型の模様を中心に迷路のように線が何重もの円型に描かれており、最初から最後までの道のりは262m。これはかつでキリスト教儀式の1つとして使われていたもので、イエス・キリストが人びとの罪のために苦しみを受けたように、信者も同じように苦しみを受ける必要があるということで、
このラビリンスを祈りを唱えながら膝で歩くという儀式がキリスト教初期の時代には行われていたという(今はこの儀式はなくなっている)。最初から最後まで歩くのに少なくとも1時間はかかっていたとか。まるで
『ダヴィンチコード』の世界だよね(笑)
この他に、この大聖堂の一番のお宝として11世紀の火事で奇跡的に全くの被害もなく残ったと言われる
「聖母マリアのヴェール」がある。こちらはあまりに希少価値のあるものなので、敢えて写真は撮りませんでした。ぜひ、皆様の目で鑑賞して下さいまし。
こうして、見ごたえいっぱいの世界遺産
シャルトル・ノートルダム大聖堂。
パリからの日帰り旅行でいかがですか?
お次は、フランスを救った聖女
ジャンヌダルクゆかりの地・オルレアンについてですよ~♪
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