シャルトルから約80km南下すると、ジャンヌ・ダルクゆかりの地
Orleans オルレアンに到着する。パリからだと高速道路A10をボルドー方面へ約130km。もちろん電車もパリ・オーステルリッツ駅から出ており、オルレアン駅まで約1時間なので、ここもパリからの日帰り旅行ができる。
オルレアンと言えば、イギリスとの百年戦争が続いていた1429年に、神の声を聞いた18歳の少女ジャンヌ・ダルクがフランス軍を率いて勝利へ導いた地。
オルレアンがイギリス軍から開放されたのが1429年の5月8日。それ以来、毎年この日には彼女を讃えてお祭りが行われるらしい。私たちがこの地を訪れたのは10日後だったので、残念ながらそのお祭りは見れず。
「オルレアンの乙女」とも呼ばれる彼女の像は街のあちこちに。
街の中心には
Chathedrale Sainte Croix サント・クロワ大聖堂。
教会の中へ入ると、そのステンドグラスには
ジャンヌ・ダルクの生涯が描かれている。
フランス軍を勝利へ導いた凛々しい姿のジャンヌ・ダルク。
後に異端者として教会から破門され、イギリス軍から死刑の宣告を受けて、1431年にルーアンの地で火刑に処される。燃やされたジャンヌ・ダルクの亡骸の灰はセーヌ川に流された。
その後長い年月を経て彼女の功績は讃えられ、511年後の1920年に聖人( Saint ) となった。
なんとも切ない命。
18歳という年齢で勇敢に戦ったジャンヌ・ダルク。
今の時代には考えられないよね。18歳なんていったら、大学1年生ですぞ。
この他にも、彼女がオルレアンで滞在していた家(「ジャンヌ・ダルクの家」と呼ばれていますが、
実際に住んだのは1429年4月29日から5月9日の11日間だけ)などもあります。
私たちが行った日は祭日だったためお休みでしたが....。
パリから日帰りで行くのも良し。
私たちのようにロワールへ行く途中で寄るのも良し(ロワールも高速道路A10で行きます)。
ぜひ皆様もジャンヌ・ダルクな街、オルレアンへ行かれてみては?
さてさて、お次からいよいよ本命
ロワールの古城巡りの旅のご報告の始まり~♪
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