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本日は、
フランス全国で公共交通機関のストライキ。
フランス語でストライキは
『grève グレーヴ』と呼び、
これはパリに住み始めて2週間目で覚えた言葉であるほど、ここフランスはストが多い、笑。
ただ、事前に
「予告」があるから、一応心の準備はできる。これ、ほんと。
本日のグレーヴは、私たちがパリに住み始めてからの1年10ヶ月の中で一番大規模なもの。
なんたって、パリだけじゃなくて、フランス全国だからね。
なんでも、これら公共交通機関で働く人たちの定年制度として、今までは(他の職業よりも重労働とみなして)
55歳から年金が支払われていたのを、他の職業と同じように
60歳からの年金支給に変える案をサルコジ大統領が提示し(←あっ、ちなみに彼、本日離婚発表しました。)、それに対する抗議ストらしい。
まだ決まってないけど、既に抗議スタート。これも、おフランスらしいね、笑。
そんなわけでパリ市では、RERパリ郊外列車は一切走っておらず、
METROも3割程度で走ってる線もあれば、全く走ってない線も。バスももちろん走ってない。
唯一利用できる交通手段は、前にご紹介した
Velibか、個人経営のタクシー。
週初めからニュースでも散々予告されていたので、街中が麻痺状態になっちゃうのか~??!!と少しドキドキしていた私。
一方で、J-kunはいつもの調子でなんだかのんびりと構えていた。
今朝になって、さぁタクシーを呼ぼう....としたところ、
「一番早くて、
今晩夜10時にタクシーをご用意できます。」
そんなアホな、笑。
だから事前に予約しておけばって言ったでしょーがー。
会社に電話すると、中にはやはり交通手段がみつからず出勤できていないメンバーはいたようだが、既に半分のメンバーは出社してるとか。あら~?みんなどうやって出社したの?
それは、歩いたり、自転車やバイクだったり。
みんないい意味で
ストライキ慣れしてる。
結局、J-kunは12時半にタクシーを呼ぶことができて、遅出勤していった。
私もちょっと近所をぷらっとしてみると、麻痺状態どころか、いつもと変わらない生活が流れている。
違うのは、
メトロの駅が静まりかえってるということだけ。
みんな、本当に
ストライキ慣れしてるんだね。
ストライキ自体のことより、そのことのほうが印象的だった私でした、笑。
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