高齢出産なんて怖くない!

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今日のパリは青空の広がる爽やかな日ではありますが、窓を開けたら強風が....。
外に出るのはまたちょっと後にすることにして、今日も妊娠ネタでいきますよ~。

先日の誕生日で私が何歳かはバレましたが~笑、
はい、わたくしめこのたび35歳になりました。
ということは、立派な「高齢出産」の仲間入りです。
妊娠前は全くと言っていいほど、そのリスクやらについて考えたことはなかった。
そしていざ妊娠してみて、色々な本を読んでいるうちに.....怖くなった。
そうかぁ、35歳を過ぎてからの妊娠は、色んな意味でリスクが多いんだ...。

しかし、ここフランスでは30代になってからの出産は当たり前の世界なのだ。
フランスの出産平均年齢は31歳。
日本の初産平均年齢が28歳、第二子出産平均年齢が30歳からしてみても、
フランスのほうが高齢であることはわかる。
それを支えているシステムの1つとして、ほぼ義務化されている「出生前診断」。
お腹の赤ちゃんが健康体かどうか、染色体異常がないかなどを事前に調べるもので、
可能性を予測するスクリーニングテスト(超音波テスト・血清マーカーテスト)を実施してから、
その後正確な診断をする確定テスト(羊水検査)がある。
フランスでは、まずはこの前者のスクリーニングテストの部分がほぼ義務化されていて、
年齢問わずほとんどの妊婦が実施をするのだ(日本では35歳以上からすすめられ、尚且つ任意)。もちろん、これらのテストも社会保険で全額負担される。

まず最初に超音波テスト。
アメリカンホスピタルのような総合病院に最初から行っていれば、これらのテストも同じ病院内でできるが、私のように小さい婦人科に通っている場合は通常はEchographistesと呼ばれる超音波専門の診療所へ行ってテストを受ける。パリ市内には、それぞれのarrondisementに幾つもの専門診療所があるので、婦人科の先生からリストをもらえばいい。全く難しいことはあ~りません。

妊娠12週~13週(フランスの数え方では10週~11週)の間に行うこの超音波テストは、
ご存知の方も多いと思いますがこの時期にだけしかでない「首のむくみの厚さ」を測るもの。
結果はその日のうちにもらえて、幸い私の数値は「正常」だった。
でも、そのエコグラフィストに
「あなたは高齢だから、少しリスクが高いほうになるかもしれません。」と言われた。
え?数値は正常なのに?
その後、その結果を持ってDr.Dのところで診察を受けた。
すると、いわゆる染色体異常で最もリスクが高いと言われる「21トリソミー」すなわち「ダウン症」のリスクが高いと言われた。
何やらそのリスクを出すために、コンピューターにブラックボックスのようなものがあって、
この超音波テストの結果を入れて、妊婦の生年月日を入れると自動的に計算できるようになっている。リスクは何分の1というかたちで表示されるが、日本では1/295(すなわち295人に1人の確率)から「陽性」つまり可能性が高いと判断され、私のリスクは1/219と出たのだった。

一瞬にして頭が真っ白になった。
色んなことが頭の中をかけめぐった。
しかしDr.Dは、笑顔を絶やさず
「これはあくまでもスクリーニングのためのテストだからね。
確定というわけではないから。しかも超音波のテスト結果の他の部分を見ても異常は見つからないし、問診をしても異常はないから、心配しなくていい!とりあえず、もう1つのスクリーニングテストである血液検査をしてから判断をしましょう。それまで、リラックス・リラックスだよ!」と。
周りのママさん友達にも、「この時点でのあの数値はあんまり気にしないほうがいいよ。単なる計算上のことだから。」と心強い言葉をかけてもらった。
みなさんの言葉を信じて、J-kunも私も毎日お腹にむかって「元気な赤ちゃんでいますように。」と祈った。

そして、妊娠15週~17週(フランスの数え方では13週~15週)に血液検査を行った。
これも近所のLaboratoireで実施。
通常、結果は本人が受け取りに行くが、
ダウン症のリスクに関する結果だけは主治医に直接送られるようなシステムになっている。
その結果が出るまで約10日間。ドキドキしながら過ごした。
ある日、夜の8時近くに電話が鳴った。Dr.Dだった。
「血液検査の結果がでました。あのダウン症のリスクがね........下がりましたよ!1/590になりました。もうこれで心配しなくていいね。すぐにでも結果を知りたいと思ったから、こんな時間に電話しました。」

このように医学の発達により、私たちは早い段階で色々なリスクを見つけられるようになったわけであるが、これに対しては賛否両論があるだろう。もともとリスクが少なかったら、そんな検査もせずに安心した妊娠生活を送れたほうがいいと思う人もいれば、生まれるまでドキドキするよりかは、検査を受けて最初の数ヶ月で不安を取り除いたほうがいいと思う人も。
私は後者で、これらの検査を義務化することはとても良いことだと思った。
特に高齢になればなるほど必然的にリスクは高まるわけで、
早い段階で色々なリスクを確認できればそれなりの心の準備もできる。
これも、フランスでの出産を決めたからこそ体験できたこと。
そして、こういうシステムが整っているからこそ、高齢出産なんて怖くない!
と思えるのかもしれない。
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明日2月7日は、Chinese New Year 旧正月ですね。
パリのChina Townも大賑わいになることでしょう。


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by kanabo73 | 2008-02-06 20:28 | 妊娠・出産ライフ
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愉快なフィリピン人夫と2008年7月に生まれた娘と一緒にのんびりパリ暮らし。フランス生活・旅行情報満載!
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