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妊娠するとホルモンの関係で虫歯ができやすくなると言われているとか。
なんだか、ホルモンの関係で色んなことが変化するんだね~。
私は虫歯はないが、知覚過敏になっている歯があるようで冷たい水を飲んだりするとしみる。
妊娠中期にも入ったので一応歯科検診に行っておこうと、
パリで初めて大嫌いな歯医者に行くことにした。
朝から憂鬱な私。
歯医者かぁ~、イヤだな~~~~~。
私が予約した歯医者は、J-kunの同僚に紹介してもらったSaint Lazare駅近くにある
英語が話せる歯医者さん。この近辺には、良い歯医者さんが集まっているとか。
フランスでは、開業医のオフィスはアパルトマンの一室であるのが一般的。
中に入ると、まるでどなたかのお宅におじゃました感じがする。
お手洗いには、個包装された新品の歯ブラシ、歯磨き粉、マウスウォッシュがおかれていたり、
待合室にはコーヒー、紅茶、お水なども用意され、そこはまるで「サロン」♪
ほっほ~、フランスの歯医者さんってこんな素敵なんだ!
診察室に入ると、そこはやはり歯医者さんらしい空間だった。
おしゃれな眼鏡をかけたピカソ似のおじいちゃん先生が迎えてくれた。
フランス語で医療用語がわからないから『英語』を話して欲しいと伝えた私だったが、
既にパリに2年も住んでいると話したら「それなら充分フランス語が話せるはずでしょ!!!」と、
結局フランス語の会話に、泣。
それでは、口を開けてくださ~いと言われて大きく口を開けると、すぐさまドクターMが発した言葉。
" Wooooo la la ~ !!!! C'est terrible !!! "
「おやおや、これはヒドイ!!!」
しまいには、
" C'est horrible !!!
「これは、醜い!!!」
私の「八重歯」を見つけての発言だった。
そ、そ、そこまで言わなくても....、泣。「醜い」って....。
「なんでこれ抜かないの???」
というドクターからの問いかけに対して、私は
「別に痛くないから....。日本じゃ普通のことなんですけど。」
するとドクター、また例の「ハプ~ッ」。
「今はいいかもしれないけど、将来色々と問題が出てくると思うよ~。
ただ、今は妊婦だから抜けないけど、出産後は考えたほうがいいね。」
とりあえず、今日は歯石取りをして、次回に知覚過敏の部分を治すことになった。
助手が入ってきて、治療がはじまった。
そこでまた、
助手:「先生、コレなんですか?」
ドクターA:「ここから歯が生えてきちゃってるんだよ~。本当はこの歯を抜かないといけないんだけどね。」
助手:「うわぁぁぁ、すごいですね~。」
どうでもいいが、私の頭の上で八重歯の批判をするのはやめてくれ。
日本では昔は「チャームポイント」ともなった八重歯なのに、フランスでは大批判でございます、笑。
帰り際にドクター、
「それじゃ、また次回ね。あと「その歯」、ゼッタイ抜いたほうがいいよ。あなたのためだから!」
はいはい、わかりました。と軽く返事をして、診療所を後にした。
ここまで言われて....
かわいそうな八重歯ちゃん。
家に帰ってきて、友達が送ってくれた「ハーブティー」をいれていっぷく。
これは、フランスではよく飲まれる
"Verveine"と呼ばれるハーブティー。
日本名は「クマツヅラ」。十字架につけられたイエス・キリストの傷から流れる血をとめるために
使われたと言われる
「聖なるハーブ」とも言われている。
飲んでみると、カモミールのような香りがしてとても美味しい。
が....
しばらくしてから、お腹のベベちゃんがやたらと動き始めた。おおお~、今日も活発だこと。
なんとなしにネットでこのハーブのことを調べてみると.....
「『クマツヅラ』は、様々な効能があるが、子宮を収縮させるので妊娠中は避けるように。」
おっとーーーーー!!!!!飲んじゃダメなの~???
だから、ベベちゃんがやたらと動いていたのか?!
ハーブティーだったらノンカフェインでどんなものでも妊婦にやさしいものかと思いきや、
中には避けたほうがいいものも結構あるらしいね。気をつけなきゃ。
ちなみに、この「クマツヅラ」は、陣痛促進やお乳の出を良くする効果はあるらしい。
というわけで、このハーブティーはそれまで大事にとっておくことにしましょう。
今日は、踏んだり蹴ったりの日?!
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