このカテゴリで投稿するのは初めて。
別に「外資マーケ」に関することでもないけど、会社の人の話なのでこのカテゴリに。
先週だったか、もうかれこれ4年以上もお会いしてない&お話していない方からメールをもらった。それは、入社してから7年目まで働いていたDivisionのHead(以下Kさん)で、現在は恐れ多くも日本支社の社長。ちなみにKさんは日本人。奥様とご旅行でフランスへいらっしゃることになり、パリにも寄るから是非婚約者も一緒に食事でもしませんか?というお誘いだった。うひょ~、社長御自らお誘いいただいてしまった~。というわけで、昨日久々の再会。
最後にお会いしてからもう4年以上も経つのに、そんなGAPも感じず、昔の思い出話や、ワインの話、フランスでの生活の話、私たちの結婚式の話などで盛り上がり、ゆっくりと3時間半のディナー&おしゃべりを楽しんだ。そして帰り際には、結婚祝いにとっても素敵な花束までいただいてしまった。そう言えばKさんは、昔から人間味溢れるあたたかい方だったなぁ.....と。
まだ入社して間もない頃、新入社員は何かと色んな行事に借り出されるころが多かった。
外国人のお客さんが来た時のランチの準備、トレードの案内、会議などでの通訳などなど。
直属の上司からは当たり前のように頼まれ、私が時間と労力を費やしてもappreciation(感謝・賞賛)の一言もない。そんな中、Kさん自らわざわざ新入社員である私の席のところまで来て「今日はよく頑張ったね。ありがとう。」と。ビックリした。でも、ものすごく嬉しかった。
その時私が感じたことは「やっぱりリーダーになる人ってこういう気配りができる人なんだよなぁ。私もこういうリーダーになろう。」と。
これまでに私は8人の上司と一緒に働いてきた。日本人と外国人が半々くらい。もちろん日本人の上司でも(Kさんのように)appreciationをうまく伝えられる人はいるが、概して外国人のほうがやはりうまいと私は思う。褒めるべきところではタイミングよく褒める。どんなに下っ端でもそれぞれの人をきちんとAcknowledge(認める)し、モチベーションを高める。簡単なようでなかなかできないこと。私はこうした気配りの仕方を、外国人の上司からしっかり学ばさせてもらった。
おかげさまで、今まで一緒に働いてきたチームの人たちとも楽しく働くことができたし、休職中の今も、昔のチームの子たちから多くのお便りをもらう。
やっぱり、一番大切なのは「人」と「人」のつながりだよね。
これからも気配りのできる人間であり続けたいと思う。