フランスには多くの移民がいる。
アフリカ系、アラブ系はもちろんのことながら、アジア系も。
そしてアジア系で最も多いのが、言うまでもなく『中国人』。
フランスには、なんと60万人以上の中国人が住んでいるといわれており、
いわゆる
China Townと呼ばれる中国人街も、昔からの移民が住むパリ南東の13区から、
nouvelle chinoisと呼ばれる新しい中国移民たちが住む4区(マレ地区の隣り)へと
広がりつつある。
そんな中国人にとって、一年で一番大切な祝日
春節(旧正月)のパレードが
昨日パリ市庁舎からスタートして、マレ地区をまわった。
市庁舎前広場の外灯には、中国らしい飾りつけが。
民族衣装を着た女の子たちや、
中国歌劇のメイクをした人も。
今年は干支で『ブタ』の年なので、もちろんブタもおりました。
鮮やかな色の『龍』も、パリ市庁舎の前を美しく舞い踊る~♪
見学者はものすごい人で、なかなか良いショットが撮れない....とションボリしていたら....
『孫悟空』がハイ・ポーズ!
あまり馴染みのない旧正月だけに、普段見れない衣装などが見られて私もJ-kunも満足。
しかし実際は、増え続ける移民問題はとても複雑なもの。
マレ地区近辺のカフェ・レストラン・パン屋などがどんどん潰され、新しい中国移民の人たちが問屋業や中華レストランなどを開業して、街の風情を変えてしまっていることは
パリの社会問題の1つともされているらしい。
華やかなパレードの裏も「いろいろ」なんだね。
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