しばらく間があいてしまいましたー!
今回は予告ナシで、ショートバカンスへ行ってしまいました。大変失礼しました~!!
実は、J-kunの誕生日であった7月26日から昨日7月29日までノルマンディー地方の
モン・サン・ミッシェルとブルターニュ地方の
サン・マロという港町でのんびり過ごしてきました。
早速、その旅行記を!と言いたいところなのですが、その前に今日はちょっとだけ
私たちのお話をさせて下さいませ~。
昨日7月29日は、私たちの
結婚一周年記念日でした。あのマニラでのビックイベントからもう1年経ったとは信じられない!ちなみに、マニラでの結婚式にご興味のある方は、カテゴリの「ウェディングinマニラ」をご参照下さいね。(フィリピンでの結婚式がどのようなものか、細かに説明してあります。)
フツウ新婚1年目といえば、お互いの新しい部分を多く発見したりする過程なのかもしれないけど、私たちの場合は結婚前に7年間ものつき合いを経ていたし、最後は一緒に生活もしていたので、この結婚後の一年間は幸い?!ビックリすることもなく(笑)、
一緒に色んな経験を積み、そして学んできた一年間でした。何か変わったことはあったかな~とJ-kunに聞くと、
" Just that I love you more.... "
ノロケ話をするつもりはないのですが(本当に!)、結婚して更にお互いのことが愛おしく思えるのが何よりも幸せなことだなぁと思ったり。今はこんな私たちですが、ここまでの道のりはいつも平穏だったわけではありませんのよ~(笑)。よく色んな方から
「二人はどこで出会ったの?」「家族からの反対はあった?」と聞かれるので、ちょっとだけそのエピソードを。
時は1998年。私たちは同じ会社に勤めており(今も)、この年にタイ・バンコクで行われた
海外マーケティング研修で出会いました。J-kunはいつもの調子でクラスのお笑い役で、フリータイムには私のそばに来てはNHKのアナウンサーの物マネをしたりして(ケーブルテレビでよくNHKを見ていたらしい....笑)、笑わされていました。たったの1週間の研修だったのに、何故かお互いに「心地のいい存在」と思え、当時彼は在フィリピン、私は在日本だったので、そこから長い長い
遠距離恋愛が始まりました。同じ会社だったために、会社のe-mail/国際電話はよく利用させてもらいましたね~(笑)。そして、年に平均して3回どちらかの国で会うのが精一杯。遠距離恋愛は、お金がかかります...本当に。
家族?もちろん、色々な心配もあったようです。文化の違い、宗教の違い、生活習慣の違いを乗り越える自信はあるのか、何度となく問われたこともありました。でも、
「最終的にはあなたの幸せを願っているし、支えていくつもりですよ。」という両親の言葉に励まされ、とにかく自分のハートに耳を傾けて思うように進んでいこうと決意しました。
両親に初めてJ-kunを紹介した日も今でも思い出せます。当時、父は単身赴任中だったので、まずは母に紹介。ドアを開けたら、母が
「マガンダン、ガビ(こんばんは)!」と、フィリピンの言語・タガログ語で出迎えてくれたのです。どうやら、市の公民館で無料タガログ語レッスン(?!)が行われたらしく、そこへ行って少しタガログ語を習ってくれたらしい...。今でもそのあたたかさを思うと、涙が出てきてしまいます。そして、秋の味覚いっぱいの和食を用意してくれ、J-kunも大喜び。父に初めて紹介したのは、その次の年だったかな。父の単身赴任先へ新幹線で行き、いよいよご対面!美味しい天ぷら屋さんに連れていってもらい、お酒を交わしながらおしゃべりを楽しんだのでした。1泊2日という短い滞在だったので、どれだけJ-kunのことを理解してもらったか心配でしたが、後から母に
「悪いヤツじゃなさそうだな...。」と伝えていたことを知りました。いつでもとても厳しく、気難しく、めったに人のことを褒めない父にとっては、この「悪いヤツじゃなさそうだな」という言葉は最大なる褒め言葉!こうして、第一関門をそれぞれ突破したJ-kunは(笑)、その後日本に来るたびに我がファミリーと一緒に過ごして、ゆっくり時間をかけてJ-kunという人間を理解していってもらいました。
5年間の遠距離恋愛を経て、縁あって二人が出会ったタイ・バンコクへ二人とも転勤になり、そして去年の昨日ゴールインしたのでした。
こうして振り返ってみても、今私たちがこうして幸せに一緒にいられるのも
お互いの家族のおかげで、感謝しても感謝しきれません。改めて、みんなに
アリガトウ。そして、
これからもヨロシク。
これからも私たちは多くの人に支えられて、私たちの道を歩いていきます。
と、そんなところでコンコルド広場の近くで見つけたのが....
なんと、
7月29日通り!!!
まさに、
私たちの『道』なのでした。
パリの歴史上で何か特別な日(なはず...)らしいんだけど、フランス語の家庭教師ソフィーは
こんな道が存在することすら知らなかったようで(笑)。
まっ、
私たちの『道』で、いいよね(笑)。
明日からは、モン・サン・ミッシェルとサン・マロの旅のご報告をしますね~♪
どうぞ、お楽しみに。
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