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アルザス地方は白ワインの産地。
ストラスブールから南にひたすらRoute du Vin ワイン街道が広がる。
気温はマイナス10℃。ブドウ畑一面に霜が下りていた。
これで四季全てのブドウ畑を見たね~と言いながら、ひたすらこのワイン街道を南下していく。
Selestat セレスタという町につき、今度は山をぐんぐん登っていく。
霧がたちこめる山道をどんどんあがっていくと、一気に霧が消えて青空が見えてきた。
そして横を見ると、こんな景色が目の前に飛び込んできた。
まるで天国...。
そして山頂を見上げると、そこにそびえ建つのがこちら。
Chateau du Haut-Koenigsbourg オー・ケーニグスブール城。
標高755mの山頂に平地に対して直角に建つこの城は、
もともとは12世紀にドイツの公爵によって建てられたものであるとか。
この山は交易の盛んな街道の交差点に位置しており、のちにかの有名なドイツのハプスブルグ家の領地となった。
15世紀には、ティエルシュタイン家に領地として与えられ、
大砲に対する防御のために城を建て直した。
30年戦争ではこの城は焼け落ち、その後約2世紀の間放置状態におかれた。
そして19世紀に入り、この城はドイツ皇帝に寄贈され、大幅な修復作業が行われた。
当時使われていたダイニングセットや、
暖房器具なども展示されている。
陶器の炉の中に薪をたき、右の椅子に腰をかけられるようになっている。
第一次世界大戦後に締結されたベルサイユ条約により、
フランスがドイツ皇帝の財産の新しい所有者となり、この城はフランスの管理下におかれた。
城を一通り見た後、改めて外を眺めてみると.....
まさに、
雲の上に建つシャトー。
こうしてアルザス地方には、ドイツの歴史が多く残っていんですね~。
さてさて、お次はまたまた別のアルザスの魅力をご紹介しますよ。
お楽しみに♪
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